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鎌倉と横浜 [写真]

2009年7月26日

空には久しぶりの青色が戻ってきた。
ただそれは気温と正比例してうだるような暑さでもあった。
こんな日にハイキングするのは自殺行為に等しい。
さすがに遠出する気すら起こらなかった。

しかしながらこの天候は、思いがけずレンズの能力を驚くほど上げてくれた。
色のコントラストやグラデーションなど、本当に同じレンズかと思わせるほど。
というか、晴天にならないと発揮しないというのも悲しいが・・・
北鎌倉で下車し鎌倉まで歩き、そこから横浜桜木町へと向かった。

臨済宗大本山 円覚寺

円覚寺の三門礎盤。石造である。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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臨済宗建長寺派 大本山 建長寺

こちらは建長寺山門の礎盤。木造である。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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仏殿の狭間。これも花狭間の一種だろうか。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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横浜 赤レンガ倉庫と大桟橋

久しぶりの赤レンガ倉庫。
空の青色に映えて、レンガ一つ一つに色があることが分かる。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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新しく出来た「象の鼻パーク」から大桟橋に向かう途中。
みなとみらい地区を写す。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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大桟橋には自衛艦を代表するイージス艦が停泊していた。
「きりしま」という名前で、調べると「こんごう型護衛艦」であるという。
これはミサイルを誘導するイルミネーターレーダー、というらしい。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「きりしま」の後部。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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54口径127mm単装速射砲。最大射程距離は24kmもあるという。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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艦橋と空を飛ぶ飛行船の組合せ。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「きりしま」の艦首部。左側に垂直に飛ぶミサイル発射口が見える。
正式には「垂直発射機VLS」というそうである。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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こちらは「しらせ(砕氷艦)」。
南極観測船は気象庁が管理しているのかと思い込んでいたが、
海上自衛隊が保有しているとのこと。
ややこしいことに建造費は文部省(現・文部科学省)で、
運用を防衛庁(現・防衛省)が行っているそうである。
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「しらせ」を見物する人々の影。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「しらせ」の側面。
(13)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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後甲板にはヘリコプターの発着が出来るようになっている。
後ろに見える橋は横浜ベイブリッジ。
(14)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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横浜 山手西洋館 [写真]

2009年7月20日

今日は川崎市の影向寺でも行こうかと考えていたが、
ひょんな事で横浜に用事が出来たため、急遽行き先を変えることに。
近場だと桜木町や関内になるのだが、赤レンガ倉庫あたりを歩くもの億劫で、
久しぶりに山手の西洋館を巡ることにした。
山手西洋館は去年の9月以来である。今度は前回とは逆に、
みなとみらい線の元町・中華街駅からJR石川町までを歩く。

旧フランス領事館公邸遺構

フランス山では以前、フランス軍とイギリス軍が隣同士で軍隊を駐屯させており、
ある時期には一発触発の緊張状態にあったという。
横浜港の防衛という点では展望もよく一等の陣地だっただろう。
今のフランス領事館は廃墟に近く、ただ四方に壁が残るのみである。
その歴史性も考え?モノクロにしてみた。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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港の見える丘公園

横浜市イギリス館前のバラ園に咲いていたピンクの薔薇。
構図などイマイチだが出したい色が出たので。
曇っていたため花びらのディティールも思った以上に出ていた。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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横浜山手聖公会

1931年(昭和6年)にアメリカ人建築家J.H.モーガンの設計によるもので、
建物としては三代目になるとのこと。イギリス国教会の流れを汲んだ、
日本聖公会という組織になるようである。
ファサードを写したいが思い切り電線が入ってしまう。
横浜市はここの景観をもう少し考えるべきだと思う。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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建物は玄関部分しか入れず、聖堂内はガラス戸越しに撮影する。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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山手234番館

門柱を写す。
建物は朝香吉蔵の設計で1927年(昭和2年)に建築された、
外国人向けの共同住宅だそうです。
1階は山手の総合案内がある。まだ入ったことがないが・・・
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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ベーリック・ホール

ここが一番好きかも知れない。
広くて撮影する小物も多く何よりも涼しい。しかも入館無料である。
どこが財源になっているのか知らないがその方々へ感謝!
これは建物の裏側を写したもの。近代的な付属物が付けられているが、
建物と雲の姿との組合せが良かった。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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建物内のテーブル上の置物。透明なガラスの花瓶が涼しげだった。
(7)EF50mm F1.8 II
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この建物を象徴する窓。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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二階の子ども部屋。飾るものを定期的に変えているのだろう。
今日は熊のぬいぐるみがこの部屋の主になっていた。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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ベーリック・ホール外観。奥は元町公園が広がる。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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イタリア山庭園

1910年(明治43年)アメリカ人建築家J.M.がーディナーの設計。
元は渋谷区南平台に建てられたそうで、
1997年(平成9年)に移築されたらしいことを意外に思う。
木造2階建・塔屋付でアメリカン・ヴィクトリアン様式が基本になっているそうである。
建物前に作られた花壇を写す。
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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在りし日の風景を思い起こさせる。
ここに住んでいた外交官、内田定槌さんが座っていたのだろうか。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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二階に上がる階段。差し込んだ光が予想以上に柔らかく、
シルクっぽい滑らかさで捕らえることが出来た。
(13)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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外交官の家、外観。
(14)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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写真撮影が目的でなければ、1時間もあれば十分周れてしまう距離である。
通りにある一般の家も見応えがあり、良い意味で見られることを意識した作りになっている。
山手は浜っ子の美意識を垣間見ることが出来る場所だと思われる。
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鎌倉 東慶寺、銭洗弁財天と佐助稲荷 [写真]

2009年7月19日

順序が逆になってしまったが、
先週のハイキングでデビューした真新しいシューズを足に慣らすため、
練習がてら近場のコースを歩く。
通称、大仏ハイキングコースと呼ばれているところで、
北鎌倉の浄智寺の横道から山に入り、
源氏山~銭洗弁財天~佐助稲荷~鎌倉駅までを歩いた。

いつもの通り、東慶寺に何が咲いているだろうかと境内の花を探す。
残念ながら主に咲いていたのは、桔梗となでしこだけだった。
ここの桔梗は海蔵寺のよりも一回り小振りだ。

東慶寺

鐘楼の天井に龍の絵が描かれていた。
今までまったく気付かなかった。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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塀から隠れて阿弥陀さんを覗く。
誰からも見られていないのか、ちょっと疲れた顔で涙を流しているよう。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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浄智寺

正面から望む。
お坊さんの頭がちょっと映っていたのはご愛嬌。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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大仏ハイキングコース

浄智寺の横道を真直ぐ行くと、そのままコースに入ることが出来る。
大山から日向薬師の道と比較して、まず木の太さと生え方が違う。
自然林が少しでも残っているのと、植林で出来た山の違いだろうか。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)

中継地点ともいうべき葛原岡神社。ここまで15分程度だろうか?
コースは源氏山公園の端に出る。
おじさんが一人で、一つ100円のせんべいを売っていた。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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銭洗弁財天

掘削された洞窟を通り抜けて境内へ。不思議な空間。
壁で囲まれたかのような小さな場所に、人、人、人!
もしかすると鎌倉で一番人気なのかと思うほど。
しかも、上社などには誰も足を運ばない。
銭を洗って倍返しを狙う欲のみの神社。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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洞窟内の本堂。誰も天井を見る人がいなかったが、
上からは千羽鶴が幾つも吊り下げられていた。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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ここからは「鳥居特集」といってもいいほど、
鳥居ばかりである。
まずは弁財天の鳥居。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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佐助稲荷

稲荷といえば鳥居ときつね。
以前、京都の伏見稲荷神社の近くに住んでいたが行ったことがない。
写真ではたくさんの鳥居が立ち並んでいた記憶がある。
ここも同じように赤い鳥居のトンネルを通って本殿に向かう。
これはまた小さな稲荷神社。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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たくさんのきつね。
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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たくさんのきつね-2
裏山に少々険しい登りがあり、少し登った平地にもきつね。
右端の像はきつねの「阿形」と「吽形」か。
真ん中のは馬に似たサイ?か?
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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ハイキングシューズ選びは、一回ではなかなか合わないという。
確かに大山では薬指をかなり痛めたし、くるぶし部分を紐で縛ると、
金具がくるぶしにあたり、しばらくすると痛みで歩けなくなる。
今日一日歩いて見つけたのは、捻挫防止にハイカットを購入したが、
靴紐はローカット部分で結ぶと痛みがない、ということだった。
今日は気にならなかったが、ハイカット部分もすれるため、
次回はもう一枚靴下を履くか、サポーターをつけるか考えないといけないだろう。
面倒だ・・・
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伊勢原市 大山ハイキング [写真]

2009年7月11日

大山から日向薬師へ

先月訪れた伊勢原市には幾つものハイキングコースがある。
景観もよく、コースも整っている感じだったので、
旧知の人にその事を話すと一緒にチャレンジしようということになり、
相鉄線横浜駅に9時20分に待ち合わせをし、伊勢原に向かった。

しかしハイキングの経験は、3年前に滋賀県にある、
金勝山ハイキングコースの磨崖仏を訪ねた時以来である。
今回選んだのは大山から日向薬師までの道。大山は標高1251.7m。
久しぶりの挑戦には、ちょっときつ過ぎたかも知れない。
実際、大山寺から阿夫利神社までの道と、見晴台から下る九十九曲がりは、
足元に全神経を集中していなければ危険で、撮影どころではなかった。
まあ、その間は無心になれたとも言えるのだが。

天気は曇り空だが気温もそれほど上がらず、まずまずの気候。
伊勢原駅からバスに乗り、大山ケーブルで下車する。
歩き始めるとすぐにお土産屋さんが立ち並ぶ通りに入る。
この門前町、寂れているのか、流行っているのか良く分からない。
たくさんの店が成り立っているので、それなりの儲けはあるのだろうが、
誰一人お客を見ない。通っている時間帯が違うのかもしれない。
女坂を登り始めるが、最初の頃は電柱や電線、朽ちかけた人工物など、
景観もイマイチで被写体となるものも少なく、ただひたすらに階段を登る。
女坂七不思議の看板が所々に立ち、弘法伝説などを伝える。

『爪切り地蔵』
弘法大師が一夜のうちに指の爪だけで彫ったと言い伝えが残る。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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雨降山 大山寺

良弁僧正が開基(天平勝宝七年[七五五])と伝える。
たまたま前回のハイキングで行った金勝山にも同じ伝説がある。
徳一の招きで第三世に空海がこの山に入ったと。ちょっと有名人並べすぎでしょ。
ここには関東で幾つかある鉄仏でも、有名な不動明王二童子像(重文)がある。
残念ながら今日は拝観不可であった。(毎月8,18,28日)

派手な石段の上に本堂が見える。その軒にはこれまた派手な龍の彫刻。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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江戸好みというのか、競ったかのような彫刻の群れ。
肘木、大斗にも数限りなく彫刻されている。
この写真はまるで歌舞伎のワンシーンのようだ。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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阿不利神社近くの風景。ここに至るまでの登りが大変だった。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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大山 阿夫利神社下社

神社創立は、今から2200余年以前の崇神天皇の御代との事。
山頂からは縄文土器も発掘されており、大山への信仰は古い。
大山寺も龍を祭っていることから、ここに雨乞い信仰があることが分かる。
また神社への奉納に築地市場関係者が多いことから、漁師の航海の目印にもなり、
魚場を決める上で、この山が重要な役割をしていたことが伺える。
神社の創立は大山寺と対になった神仏習合の時期ではないだろうか。
ちなみに大山寺は、現在下社のある位置にあったそうである。

阿不利神社からの風景。
生憎の天気だったが、三浦半島も僅かながら写っている。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「大山の水」をペットボトルに汲む。確かに美味しい水である。
拝殿内の一郭にこのような場所が作られている。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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阿不利神社の額
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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「江ノ島がかすかに見える~」って、
どこかで聞いたことがあるような景色そのまま。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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神明造、その屋根。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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下社から見晴台に向かう途中にあった巨大な枯木。
空洞の中にも緑が見える。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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ダム跡
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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二重滝
大きな岩場や滝を見ると、
この山が修行の場であったことを思わせる。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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割と平坦な箇所になると、少し撮影が出来る余裕も。
歩いてきた道を少しご紹介。
先ほどの滝近くの道から撮影。
(13)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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(14)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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(15)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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見晴台から九十九曲がりへ至るまでの道。
ちなみに見晴台で食べる弁当はうまかった!
(16)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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日向薬師

大山ケーブルバス停から5時間弱だっただろうか。
予定通りのコースを歩きとおした。
お気に入りの月光菩薩にも無事を報告する。
(17)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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日向薬師バス亭から「温泉入口」まで乗る。
「ニュー天野屋」で日帰り風呂に入るのが目的。
バスを降りると目の前に産地直送店があり立ち寄る。
知人がコロッケを買って出てきて、そのうちの一つを頂戴する。
ハイキング後ということもあるだろうが、これが最高にうまかった!
温泉は割とぬめりがあるお湯で、温度もほど良く、
人も少なくて最高にいい湯だった。
次回はハイキング無しで温泉だけを目的に来てもいいと知人と話し、
伊勢原を後にする。

今回はトレッキング用の靴が合わず、
薬指を途中で痛めてしまったことを後悔するも、
くせになっている捻挫になることがなかったので一安心。
非常に充実した一日を過ごすことが出来た。
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鎌倉 海蔵寺 [写真]

2009年7月5日

鎌倉 海蔵寺

遅く起きると、どうしても行くところが限られてしまう。
予定を決めていない時は、鎌倉に足を向けることにしている。
といっても、行きたいところは拝観日が決められていたりするので、
気ままに行くことが出来ない。
今日は写真をメインに、花で決めようとサイトを見ると、
海蔵寺に綺麗な桔梗が咲いているのを見つけた。

本堂から吊り下げられた灯篭。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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紫陽花がまだ咲いていた。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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やぐらの中に鎮座していた観音坐像。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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やぐら内部から本堂裏の庭を撮影する。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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こちらも庭。紫の花は菖蒲だろうか?
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(6)EF80-200mm F4.5-5.6
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桔梗。まだ蕾も多く残っていた。見頃は来週以降だろうか。
(7)EF50mm F1.8 II
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ノウゼンカズラと茅葺屋根。
(8)EF50mm F1.8 II
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庫裏(くり)とノウゼンカズラ遠望。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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薬師堂に祈る二人。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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薬師堂と朱傘。
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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北鎌倉駅に向かう途中に見つけた廃屋。
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鎌倉 瑞泉寺 [写真]

2009年6月13日

錦屏山 瑞泉寺(きんぺいざん ずいせんじ)

夢窓国師が建立した寺は風光明媚で水があることが、
条件となっているそうであるが、瑞泉寺も鎌倉の中心部から離れ、
二階堂をさらに奥まった、静かな環境に佇んでいる。

庭は凝灰岩の岩壁を削り、池を掘り、僅かな島を残し水を入れる。
山頂からは富士も望めるもう一つの景色も見れるというが、
今は立ち入りが禁止されている。
また作られた滝も、残念ながら水量はあまりない。
この庭が1969年まで埋まっていたことが幸いして、
鎌倉時代の庭園が残る原因になったのではないだろうか。

土門拳がこの庭を写している。
同じ視線でファインダーを覗ければいいと、
希望を持ってこの寺に向かった。

寺域に入ると左手に散策道があり、
季節柄、紫陽花がたくさん咲き誇っていた。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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山門へ向かう途中の苔むした階段。
左端の丸みを帯びた石に惹かれて。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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その途中に羊歯を見つける。
ソテツの木もあり、ここは温暖な気候だろうと思う。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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開山堂の弓連子(ゆみれんじ)
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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庭園貯清地・石窟
土門拳のアングルで狙ってみるが、
帰宅してみるとやはり光の拾い方が全く違う。
土門の撮影は、わざと曇りの日を選んで撮影しているのではないか。
光と影の差を無くし、ディティールをすべて写し撮ることに重きを置いていると思われる。
やぐらの中、影になった部分もきっちりと岩の線が写りこんでいる。
私が撮影したものは、光と影の差が激しく、洞窟内の影の部分は黒く潰れてしまっている。

1974年に撮影しているからか、木の多さ、滝、池の水量、
岩の色がかなり変化しており、現在のほうが自然に近いとは思うが、
人が手入れしている「庭」としては、土門が撮影した時の方が、
それらしい趣きを感じる。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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正面から天女洞を写す。座禅窟である葆光窟(ほうこうくつ)は、
右手にあるというが、この洞でも座禅を組んだであろう。
土門は、国師はここに座して、
池に映る月を眺めている姿を想像している。
私も作庭の思想はともかくも、
日々の修行はこの場所ではなかったかと感じた。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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開山堂横にある建物の裏には石仏が何体も並べられていた。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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地蔵菩薩立像が奉られている地蔵堂。
昔、ここの堂守が転職を考えてると、「どこも苦だよ」と諭したと伝えられるお地蔵さん。
厳しいお顔に切れ長の眼。袖の衣文の処理も柔らかである。
錫杖を持つ右手が若干大きく持ち方が優雅である。鎌倉後期~室町の作か。
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おそらく書院。
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お寺を去る前にもう一度庭園に足を運ぶ。
682年前に削られたであろう石を狙う。
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自分なりに気に入ったアングル。
個人的にはコントラストが強いほうが好きかも。
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大塔宮のバス停まで戻る道に咲き誇っていた紫陽花。
日の光を遮る木を切ったりと、地域の人々によって大事に育てられているのが分かる。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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夢窓国師坐像
開山堂内の右手に夢窓国師の座禅像が安置されているが、
僅かな隙間からしか拝観できず残念である。
像は鎌倉風で裳懸が左右に分かれた形をしており、
国師の凛とした佇まいを今に伝えていると思う。
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横須賀 三笠公園、どぶ板通り、浦賀 [写真]

2009年5月5日(火)

私の年代で横須賀といえば山口百恵の「横須賀ストーリー」。
港町とUSファッションのイメージがあったのだが、
そこにあるのは、お洒落な街並みではなく、
日本中にある寂れた港町の一つに過ぎなかった。
夜はまた違う景色になるのかもしれないが・・・

三笠公園

1900年に進水した三笠は、すでに100年を経ていることになる。
連合艦隊旗艦として日露戦争に参加し、
日本海海戦でバルチック艦隊を有名な「T字戦法」で破り、
当時の日本人に自信を与え、日本のシンボルにもなった船である。
しかしその後の戦後の混乱で、備品などあらゆる物が略奪されたそうで、
当時のものはほとんど残っていないのは残念である。

三笠の甲板。
Wikiで調べると幾つもの戦歴の中で、450名余の戦死者を出しているそうである。
今更ながらに恐れを感じる。
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この伝声管を通じて、命令が伝えられたのだろう。
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機関砲の射角が調整できたので、
遊び半分、停泊している船に照準を合わせてみました・・・
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これも当時のモノではないのだろうが、錆が歴史を感じさせる。
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重厚なつくりの錨鎖。
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主砲と艦橋を写す。艦橋が以外に低いのに驚く。
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船内の風景。当時とは違うと思うが、
周りの調度品と、機関砲を設置している光景はどう?
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「Z旗」がはためく。
秋山真之が作成したという、
「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」のメッセージを読取り、
各自はどのように感じたのだろうか。
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どぶ板通り

あまりにも想像していた「ストリート」と違った・・・
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浦賀

西側から歩き始めるが、変哲もない道がだらだらと続く。
途中には何も無く、しかも高い壁がずっと続き、港の景色がまったく見えない。
この道、観光客にとって最低である。
案内も不十分で迷いながらようやく渡舟場に着く。
が、12時から13時は休憩!?・・・

東側に繋がれていた船舶。
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幕末に日本中を震撼させたペリー来航。
この海のどこかに、黒船が浮かんでいたのだろう。
「蒸気船(上喜撰)、たった四杯で夜も眠れず」と、
幕府の慌てぶりが狂歌になっていますが、
そもそも蒸気を知らない地元の人々は、何も驚かなかったのでは?
「ちょっとあの船、大きくない?」くらいで。
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住友重機械工業の施設。ちょっと「宇宙戦争」にでてくるエイリアンっぽい?
これで町の人を監視していると想像すると怖いかも。
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観音崎に行った頃には土砂降りになってしまった・・・残念。
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横浜 開港150周年記念 ベイサイドエリア [写真]

2009年4月19日(日)

今年、横浜は開港150周年を迎える。
それに併せて年間を通して「開港150周年記念テーマイベント」を
各地で開催する。
そのイベントの一つが土曜日のニュースで流れていた。
なんと巨大なスパイダーマシンが、みなとみらいを歩いているではないか。
みているときは「へぇ~」くらいの感想だったのだが、
翌日、高さんから行かないかとお誘いを受け、桜木町に足を向けた。

日本丸を係留しているドッグにて
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ドッグヤードガーデン(重文)越しにランドマークタワーを撮影
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クィーンズスクエアにあるホットドッグ店の看板
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サークルウォークを歩いていると、あのスパイダー・マシンがクレーンに吊られ、
上陸するところを発見!早速、新港埠頭へ向かう。
パイロットたちが乗り込む瞬間。
サンダーバード1号の乗り込み方に一番近そうだが・・・ちょっとつらそう。
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赤レンガ倉庫

様々な花で飾られている
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開港記念会館

いつもの営業と変わりなく、何か特別なイベントはしていないようです。
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廊下に日が当たり、その反射光がきれいだったのですが、
もう一つ、捕らえきれません。
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実際はもう少し明るいのですが、ちょっと掃除したら?と思ってしまった。
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日本大通でようやくあの蜘蛛マシンが現れる。
この日は、コース変更もあったようです。ちなみにものすごい人の出でした。
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2匹のマシンがダンスする。
実際に見るとすごい迫力があります。
「ブラボー」と声が掛かっていましたが、
フランス人だから・・・何でしょう?excellent?
正面を向いているマシンには、日本人の女性がパイロットとして、
乗り込んでいるように見えました。
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京都 伏見、八幡 [写真]

2009年4月11日(土)

酒所で有名な伏見を歩く。
京都盆地に降った雨水が、地下にもぐり伏流水となって伏見あたりに、
良質な水が湧いたのだろう。「伏水」とも読まれたらしい。
それよりも、伏見は幕末の動乱の一舞台の方が有名かもしれない。
薩摩藩士同士の切りあいとなった「寺田屋騒動」や、坂本龍馬に関連する事件や女性。
お龍さんが、お風呂から素っ裸で駆け上がったという階段も、見た。

伏見

その寺田屋です。
当時の建物かどうか論争が絶えなかったが、
2008年9月24日、京都市が後の時代に建て替えられたものと発表した。
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月桂冠大倉記念館
見学(有料)の終わりに3種類の利き酒が楽しめます。
下戸な私には、まったくもって迷惑な話・・・
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建物内部の構造
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中庭の桜と酒樽
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建物内から煙突を望む
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濠川沿いに繋がれていた三十石舟。
桜の花が水の動きにあわせて流れていく
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八幡 背割堤

中書島から八幡駅で下車する。
ここは桂川・木津川・宇治川の三川が合流し、淀川となる地点。
京都の自然200選に選ばれているらしい。確かに雄大な風景である。
八幡の御幸橋から樟葉まで、旧一号線が土手の上を走っているため、
この景色を見ることができるが、車では一瞬で通り過ぎてしまう。
以前から、一度はゆっくりと歩いてこの景色を楽しみたかった。

背割堤の先端とサントリー山崎工場
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旧一号線沿いに昔からある大木。今回初めて桜だったと知った。
盛りが過ぎていて残念。
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背割堤の桜
桜の手前に木津川が流れ、後ろの山は天王山。
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昔の怪獣モノで、すぐに壊されていた基地 or 研究所みたい。
これは京阪電車の変電所で大正15年に竣工されたらしい。なんと現役である。
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土手下からの風景
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京阪電車の架線と夕暮れ
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天王山への洛陽、鉄塔と桜
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鎌倉 円覚寺、東慶寺、八幡宮 [写真]

2009年4月5日(日)

1月以来の鎌倉。
花、中でも「桜」がメインディッシュとなる今日は、生憎の曇り空。
バックがブルーにならなかったので、色合いにメリハリがでないのが残念でならない。
全体的に水彩画と水墨画の間のような薄い色が多かった。

北鎌倉で降りて、駅近くの円覚寺から始める。
東慶寺にも立ち寄るが、残念ながら気に入った写真が撮れなかった。
たまたま水月観音の展示をしていたので、もちろん見た。

臨済宗大本山 円覚寺

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珍しい火袋の灯篭
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秋の色と春の色、不思議な感じ
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この花、ちょっと名前が分からない
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淡い色がいっぱい!
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鎌倉へ向かう途中の道。踏み切りの手前。
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明月院近くの蕎麦屋さんの店内。飾られた花が綺麗だった。
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鶴岡八幡宮

八幡宮の心字池のほとり Vol,1
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八幡宮の心字池のほとり Vol,2
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八幡宮の心字池のほとり Vol,3
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りすが現れる。桜の花を食べるとは知らなかった・・・
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