SSブログ

横浜 山手西洋館 [写真]

2009年7月20日

今日は川崎市の影向寺でも行こうかと考えていたが、
ひょんな事で横浜に用事が出来たため、急遽行き先を変えることに。
近場だと桜木町や関内になるのだが、赤レンガ倉庫あたりを歩くもの億劫で、
久しぶりに山手の西洋館を巡ることにした。
山手西洋館は去年の9月以来である。今度は前回とは逆に、
みなとみらい線の元町・中華街駅からJR石川町までを歩く。

旧フランス領事館公邸遺構

フランス山では以前、フランス軍とイギリス軍が隣同士で軍隊を駐屯させており、
ある時期には一発触発の緊張状態にあったという。
横浜港の防衛という点では展望もよく一等の陣地だっただろう。
今のフランス領事館は廃墟に近く、ただ四方に壁が残るのみである。
その歴史性も考え?モノクロにしてみた。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6784.jpg

港の見える丘公園

横浜市イギリス館前のバラ園に咲いていたピンクの薔薇。
構図などイマイチだが出したい色が出たので。
曇っていたため花びらのディティールも思った以上に出ていた。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6800.jpg

横浜山手聖公会

1931年(昭和6年)にアメリカ人建築家J.H.モーガンの設計によるもので、
建物としては三代目になるとのこと。イギリス国教会の流れを汲んだ、
日本聖公会という組織になるようである。
ファサードを写したいが思い切り電線が入ってしまう。
横浜市はここの景観をもう少し考えるべきだと思う。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6843.jpg

建物は玄関部分しか入れず、聖堂内はガラス戸越しに撮影する。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6851.jpg

山手234番館

門柱を写す。
建物は朝香吉蔵の設計で1927年(昭和2年)に建築された、
外国人向けの共同住宅だそうです。
1階は山手の総合案内がある。まだ入ったことがないが・・・
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6857.jpg

ベーリック・ホール

ここが一番好きかも知れない。
広くて撮影する小物も多く何よりも涼しい。しかも入館無料である。
どこが財源になっているのか知らないがその方々へ感謝!
これは建物の裏側を写したもの。近代的な付属物が付けられているが、
建物と雲の姿との組合せが良かった。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6887.jpg

建物内のテーブル上の置物。透明なガラスの花瓶が涼しげだった。
(7)EF50mm F1.8 II
IMG_6909.jpg

この建物を象徴する窓。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6931.jpg

二階の子ども部屋。飾るものを定期的に変えているのだろう。
今日は熊のぬいぐるみがこの部屋の主になっていた。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6960.jpg

ベーリック・ホール外観。奥は元町公園が広がる。
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6980.jpg

イタリア山庭園

1910年(明治43年)アメリカ人建築家J.M.がーディナーの設計。
元は渋谷区南平台に建てられたそうで、
1997年(平成9年)に移築されたらしいことを意外に思う。
木造2階建・塔屋付でアメリカン・ヴィクトリアン様式が基本になっているそうである。
建物前に作られた花壇を写す。
(11)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_6995.jpg

在りし日の風景を思い起こさせる。
ここに住んでいた外交官、内田定槌さんが座っていたのだろうか。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_7047.jpg

二階に上がる階段。差し込んだ光が予想以上に柔らかく、
シルクっぽい滑らかさで捕らえることが出来た。
(13)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_7053.jpg

外交官の家、外観。
(14)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_7077.jpg

写真撮影が目的でなければ、1時間もあれば十分周れてしまう距離である。
通りにある一般の家も見応えがあり、良い意味で見られることを意識した作りになっている。
山手は浜っ子の美意識を垣間見ることが出来る場所だと思われる。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。