鎌倉 覚園寺 [仏像]
2009年5月10日
鷲峰山 覚園寺
鎌倉でも避けてきたお寺を訪ねる。
避けていた理由としては、ここは自由拝観を許しておらず、
お坊さんが引率して説明するスタイルを取っている。
越前の永平寺も同じだった。
さらにここは、境内の撮影を禁じておりその意図が分からない。
個として仏像との対話、自然との対話を拒否をする、
寺の真意はどこにあるのだろうか。
鎌倉宮から覚園寺に向かう道は幅が狭く、小川が流れ、
緩やかな坂になっている。また環境に合わせた作りをしている家もある。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
覚園寺の正門
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
正門を通り抜けた左側に立つ石塔。
下の一段だけ間が空いているのが特徴的。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
自然石を使った前庭の石畳。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
愛染堂正面の花頭窓
阿閃如来が顔を覗かせている。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
手水鉢
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
愛染堂
ここの不動明王は鉄製でバリがまだ残ったままで、
未完のものだそうです。
また大山にある鉄製不動明王の、
試し仏であるとの言い伝えがあるという。
左の阿閃如来像は、元々は釈迦如来と思われていたが、
体内から銘が出てきて阿閃であることが分かったそうだ。
説明が終わると、次へ移動するのでゆっくりと対話が出来ないのは、
本当にフラストレーションが溜まる。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
石塔
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
本堂は佇まいが素晴らしい方五間、茅葺き、寄棟造りの建築物である。
柱は上下を丸めた粽柱(ちまきばしら)で基礎部分は版築で突き固められている。
薬師本尊はふくよかな顔立ちで三体とも裳を長く垂らす。
右の日光菩薩が印象的であった。
左右の菩薩の光背は、透かし彫りの技法で作られており、
特に月光菩薩の光背に彫られた懸仏の一つには、
なんと天使の羽を造詣しており、異様でもあり、想像力を湧かせてくれる。
右端にいる「鞘阿弥陀」は中にホンモノ?の仏像が入っていて、
その入れ物として作られたものだという。
説明では、寄木造で腰から下は土を流して作ったと言っていたような・・・
裳の模様がそのように見えるということをおっしゃりたかったのだろうか。
今となっては分からず。
鎌倉の中でも有数の大きさを誇るという「やぐら」の中に入る。
十三仏参りが一度に出来るようにと、十三体の石仏が正面の岩盤に、
棚をつくり設置している。
黒地蔵堂に安置しているお地蔵さん。
顔は黒色というよりもグレー。光背は造仏時期よりは新しいようだ。
裳の彫りは深く、鋭い。腕に掛かった天衣(袖下)の切り込みが深く、
膝ほどまでに伸びていただろうか。
目も鋭く、人々の祈りに力強く応えてくれそうな力ある作である。
鷲峰山 覚園寺
鎌倉でも避けてきたお寺を訪ねる。
避けていた理由としては、ここは自由拝観を許しておらず、
お坊さんが引率して説明するスタイルを取っている。
越前の永平寺も同じだった。
さらにここは、境内の撮影を禁じておりその意図が分からない。
個として仏像との対話、自然との対話を拒否をする、
寺の真意はどこにあるのだろうか。
鎌倉宮から覚園寺に向かう道は幅が狭く、小川が流れ、
緩やかな坂になっている。また環境に合わせた作りをしている家もある。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
覚園寺の正門
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
正門を通り抜けた左側に立つ石塔。
下の一段だけ間が空いているのが特徴的。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
自然石を使った前庭の石畳。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
愛染堂正面の花頭窓
阿閃如来が顔を覗かせている。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
手水鉢
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
愛染堂
ここの不動明王は鉄製でバリがまだ残ったままで、
未完のものだそうです。
また大山にある鉄製不動明王の、
試し仏であるとの言い伝えがあるという。
左の阿閃如来像は、元々は釈迦如来と思われていたが、
体内から銘が出てきて阿閃であることが分かったそうだ。
説明が終わると、次へ移動するのでゆっくりと対話が出来ないのは、
本当にフラストレーションが溜まる。
(9)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
石塔
(10)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
本堂は佇まいが素晴らしい方五間、茅葺き、寄棟造りの建築物である。
柱は上下を丸めた粽柱(ちまきばしら)で基礎部分は版築で突き固められている。
薬師本尊はふくよかな顔立ちで三体とも裳を長く垂らす。
右の日光菩薩が印象的であった。
左右の菩薩の光背は、透かし彫りの技法で作られており、
特に月光菩薩の光背に彫られた懸仏の一つには、
なんと天使の羽を造詣しており、異様でもあり、想像力を湧かせてくれる。
右端にいる「鞘阿弥陀」は中にホンモノ?の仏像が入っていて、
その入れ物として作られたものだという。
説明では、寄木造で腰から下は土を流して作ったと言っていたような・・・
裳の模様がそのように見えるということをおっしゃりたかったのだろうか。
今となっては分からず。
鎌倉の中でも有数の大きさを誇るという「やぐら」の中に入る。
十三仏参りが一度に出来るようにと、十三体の石仏が正面の岩盤に、
棚をつくり設置している。
黒地蔵堂に安置しているお地蔵さん。
顔は黒色というよりもグレー。光背は造仏時期よりは新しいようだ。
裳の彫りは深く、鋭い。腕に掛かった天衣(袖下)の切り込みが深く、
膝ほどまでに伸びていただろうか。
目も鋭く、人々の祈りに力強く応えてくれそうな力ある作である。
2009-05-10 23:07
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